ITバブルよりは実態が伴っていると思うのでITバブル並みの大暴落にはならないと思うが、私はAIが市場が見込んでいるほどに実用化されるには20年ぐらいはかかるのではないかと考えている。つまり、市場の期待と現実でかなりギャップがあるので調整が来るんじゃないかと思う。
2024/09/28
株式市場が過熱し過ぎている問題
ITバブルよりは実態が伴っていると思うのでITバブル並みの大暴落にはならないと思うが、私はAIが市場が見込んでいるほどに実用化されるには20年ぐらいはかかるのではないかと考えている。つまり、市場の期待と現実でかなりギャップがあるので調整が来るんじゃないかと思う。
2024/03/24
FIREするための資産形成について考える
FIREするには、理屈的には生活費が資産増加額を下回れば可能と言うことになる。
安全にFIREするのであれば、株インデックス運用でも10年程度株価が低迷するリスクがあるのでかなり余裕を持った運用が必要になる。
一般的に言われているFIREのルールは、生活費25年分の資産を貯めて4%ずつ資産を切り崩していくと言う方法。全世界株式インデックス等で運用して平均リターン6%(一般的に言われているリターン)あれば資産が毎年2%ぐらい増える(実際はインフレ率2%程度なので生活費もその分増える)というもの。
正直、このルールは見積が甘いと思う。私の計算によると、8年以上株価が低迷すると資産が永続的に減る(生活費が資産増加額上回る)上に、インフレ率による生活費の上昇を加味するとほぼ資産が増えない。何らかの手段で生活費を抑えれば耐えられるかもしれないが精神的にキツイだろう。
軽く計算すると、安全にFIREするなら生活費40年分貯めて、毎年2.5%の資産切り崩しぐらいが資産が増え続けて生活できる最低限のラインだと思われる。裕福な暮らしをしたいのであれば、生活費40年分貯めた後も無理のない範囲で働いた方が良い。私の推奨ラインは50年分+2%資産切り崩し。
私が思うに、サラリーマンがFIREを考えて資産形成するなら全世界株インデックスとかじゃなくてレバレッジ3倍NASDAQ等(TQQQやTECL、SPXLなどの為替ヘッジの無いもの)の凄くリスクの高くてリターンが見込めるものに投資した方が良いように思う。資産に手を付けなくても何とかなる(自分で生活費を稼げる・最悪実家に頼れる)うちは資産が乱高下しても生活にそれほど影響がないので全力でリスクを取った方が良い(乱高下見て精神的にダメージ受けるなら別)。
私が思う、最速で余裕を持ったFIREを目指すなら、
1. 生活費40年分を目標にレバレッジ3倍NASDAQインデックス(為替ヘッジ無し)をメインにぶち込む。
2. 生活費40年分貯まったら、「徐々に」資産を全世界株式インデックスに移しつつ無理のない範囲で働き続ける。
3. FIREすると決めたら生活費40年分までは全世界株式インデックスに移す。それ以外はそのままレバレッジ運用。
4. 最低必要な生活費 or 総資産の2%のどちらか大きい方の金額を生活費として使う。
が最も早く余裕を持ってFIRE後も資産が増える生活ができるのではないかと思う。
あくまで個人的な考えなので投資は自己責任でお願いします。
2024/03/03
自動車業界と自動運転の未来について考える
自動運転が本当に実用化された場合、大量の自動運転タクシーと自動運転トラックしか道路を走らなくなり、個人で車を所有することは余程車好きな人や車に住んでるような人以外はしなくなると考えている。
自動運転タクシーだと人件費がほぼゼロに近くなるのでタクシーが滅茶苦茶安くなるはず(既得権益を守るために政治家が余計な事をしなければ)。そうなると、普通に車を所持して移動するよりタクシー使った方が安くて楽と言うことになるので、個人で車を買わないのではないかと考える。
個人に対して自動運転技術が提供される可能性はあまり無いのではないかと思っている。実用化は規格が画一的な自動運転タクシーが先だと思うので個人の車に搭載されるのはテストにコストがかかって面倒なので後回しになると思う。そうなると、安価なタクシーが使えるのに自家用車を持つ必要性を感じなくなってしまうので売れるのかと言う疑問がある。良く車を使う人向けに自動運転タクシーの内装だけを個人向けにカスタマイズしたものが出る可能性はあるかもしれないが多分タクシーの方が金銭的に安くなるのではないかと思ってる。
自動運転までの流れとしては、誰が運転しても事故らない安全支援システムの上に自動運転システムを乗っける感じになると思ってる。自動運転の前には、誰が運転しても事故らないような強力な安全支援システムができるのではないかと思うのでほぼ交通事故0になりそうな気がする。
2024/02/18
人類の進歩を阻むものが何なのか考える
新しい分野に人生を費やすと、少しの労力でも評価されて、金銭的にも豊かになる。
古い分野に人生を費やすと、少しの労力では評価されず、かなりの労力が必要で、金銭的に苦しいことが多い。新しい分野と比べると、ナレッジやツールがあるので習熟度が上がりやすいとは思うが、最先端まで行くにはかなり時間が必要になる。
つまり、人類は寿命は限られているので効率的に金銭や評価を得るには新しい分野に行くことが正解になる。必然的に古い分野は利益が得られにくいので疎かになるので古い分野に凄い発見が眠っていてもなかなか発見されなくなる。
また、新しい分野が無くなると古い分野の中で枝分かれした新しい分野を探すようになる。古い分野は、安価なナレッジやツールが充実していれば良いが、ナレッジが秘匿されていたりツール等が高額になった場合は非常に発展しにくくなってしまう。
まとめると、時間や金銭的に高コストな分野は発展しにくくなることが人類の進歩を阻んでいると思う。金銭面は頑張ればどうにかなるけど時間面はAI等で解決していくのだろうか。その辺に商売になりそうなことがあると思う。
2024/02/11
生成AIによるWeb検索結果汚染と検索エンジンの未来について考える
生成AIによるWeb検索結果の汚染は恐らく今後かなり問題になると考えている。
恐らく、ある程度人気のあって専門性のあるテーマを生成AIで作って、生成AIでそのテーマに沿った記事を無限に生成してしまえばそれだけで無限にWebサイトが作れる。現状だと、所々違和感のある文章が生成されるので見分けがつくかもしれないが、近々そんな見分けすらつかないようになると思う。似たようなことを考える人が今後沢山出ることが予想されるので大手のサイト以外はほぼ検索に出ない状態になり、個人ブログ的なものは消えゆくことが予想される。
そうなると、今後まとまった情報を共有する意味が薄くなり、インターネット上に最新の情報がなかなか出てこないことが予想される。検索エンジンを使うより、SNSなどで検索した方がマシな状態になりかねない(現状でもその傾向が強くなっているが)。
これはあくまで短期~中期的な話であって、長期的にみると検索エンジン自体がChatGPTみたいなものに置き換わって、全世界のSNSを含むWebサイトをスクレイピングして最新の情報を元にAIが答えてくれるシステムになると思う。結果的に、Web検索と言うもの自体がオワコンになるのは変わらないが。
生成AIによる情報検索システムは、GoogleがWeb検索技術を持っているので多少有利なのかもしれないがそれほど有利ではないのではないかと思っている。Googleの持ってるデータベースは、検索ワードとサイトのURLを紐づけるようなものであって、サイトに書かれている文章の意味を学習させるには1からデータを集めなければならない。つまるところ、Microsoftだろうが他のベンチャーだろうがほとんど1に近い状態からのスタートになるので今後検索業界が大きく動く可能性が高い。
生成AIによる情報検索が主流になると、無料の情報以外(エンタメや通販等)がないWebサイトに価値がほぼ無くなるので、Web広告業界も苦しくなるかも。
2024/02/04
AI生成オープンワールドゲームについて
今のところAIではゲームの素材ぐらいしか生成できてないが、コンテンツそのものをAI生成することも現実的だと考えている。
オープンワールド系は似たようなコンテンツを無限に生成できるAIとかなり相性が良い。一生かけても消化不可能なレベルで生成することも可能だし、動的に消化と同時に関連するコンテンツを生成することもできると思う。
最終的にはオープンワールドMMOみたいなものも可能だし、サーバー側のリソースが許せば、なろう系もびっくりの全てのコンテンツがユニーククエスト(全く同じクエストが存在しなく早い者勝ち)みたいなことも可能だと思う。
恐らく大ヒット間違い無しだし、最初に面白いAI生成オープンワールドゲーム作った会社がかなり長いことシェアを取るんじゃないかと思う。大金ぶっこんで作る価値があるとは思うがどこがそれを作るか個人的に注目してる。
2024/01/28
仕事の仕組化について考えてみる
仕事を仕組化する上でどの程度まで仕組化するかを考える必要がある。
仕組化の程度は大体下記のような分類にできると思う。
Lv5 完全自動化
Lv4 条件付き自動化(条件外のみ手動で行う)
Lv3 完全仕組化(誰がやっても同じ結果)
Lv2 条件付き仕組化(条件外のみ作業者次第で結果が変わる)
Lv1 一部仕組化(仕組化されているものの作業者次第で結果が変わる)
Lv0 仕組化されてない
「条件付き」と言うのは8割以上は問題無い程度を想定している(それ未満であれば条件付きとみなさない)。
イメージとしては、「ネットで黒のボールペンを1個注文する」と言う仕事があったと仮定して、
「ネットで黒のボールペンを1個注文する」でLv0
「Amazonで黒のボールペンを1個、決済手段XXXで送付先YYYで注文する」でLv1
「Amazonで品番XXXのボールペンを1個、決済手段XXXで送付先YYYで注文するが、品切れだったらAさんに代替品を選んでもらって注文する」でLv2 ※Aさんの判断次第で何を買うかが変わる。
「Amazonで品番XXXのボールペンを1個、決済手段XXXで送付先YYYで注文するが、品切れだったらAさんにその旨を報告だけする(それ以上何もしなくいい)」でLv3 ※仕事はAさんに丸投げとなるが、仕事を依頼された側としてはそれで仕事が完了となる。
※Lv4~5はLv2~3の自動のようなものなので省略。
この例だとLv2でもLv3でもどっちでも良い感じではあるが、Lv3であれば無駄な判断や待ち時間などが発生しないので仕事の作業効率が良くなる。
仕組化を目指すのであれば、最低でもLv3を目標にして難しい部分だけLv2程度は目指したい。
仕組化ができたら、頻度の高い工程を自動化するなどするのが良いのではないかと思う。
(気が向いたらつづく)
2024/01/21
ドローン配送はそんなに未来がないと思う
軍事や工業や農業等の用途だとドローンはかなり有用だとは思うが、配送などの重量があって高い安全性が求められる用途は当分厳しいのではないかと思う。
交通インフラが整っていない離島や山奥などの過疎地域での有人操作なら可能性があるが、都会でドローンが飛び交う未来は10年やそこらではおそらく無理。
ドローン配送が実用化するには、ほぼ完全な自動化が絶対に必須な上に、他のドローンと通信してぶつからないようにするなどしなければぶつかったドローンが空から落ちてきて人が死にかねない。どちらもそう簡単に解決できる問題じゃないし、複数社参入するとなると更に複雑になってしまう。恐らく騒音問題も発生するはず。
交通インフラが整ってない地域で可能性があるとは言ったが、正直言って小型のeVTOLの方が現実的だと思う。巨大ドローンの一種と言えなくもないけど、過疎地域ならそれなりに空き地があるはずだし着陸する場所もそれほど困らないはず。
そんなわけで、配送系のドローンは何してもそんなに未来無いなって思う。
2024/01/20
eSportsの未来は明るくないと思う理由
何年か前にどっかで書いたネタだけどここにまとめておく。
1. ゲームが複雑で何が凄いのか分からない
そのゲームをやったことが無い人が世界トップレベルの戦いを見たとしても何が凄いのか分からない。理由はゲームが複雑過ぎること。ほとんどの人にはゲームそこそこ上手い人が対戦してようがプロが対戦してようが分からないので、プロ同士の対戦を視聴することに価値を感じる人が非常に少ない。
2. ゲームの寿命が短い
普通のスポーツと比較してゲームの寿命が圧倒的に短い。競技人口が10年単位で安定しているようなゲームがほとんど存在しない。面白いゲームや新作が出たら出たらそっちに人が行ってしまって古いゲームはどんどん人が減ってしまう。LoLみたいな超大ヒット作品は競技人口が安定しているようだが、10年後20年後にも勢いを保ち続けているとはあまり思えない。
3. 似たようなゲームが多い
似たようなゲームが多くて人口や熱量が分散しすぎてる。似たようなゲームが出るとそのジャンルの人口が増えるので良い面もあるけどeSportsとして見たら多すぎるのはマイナス面の方が多いように思う。
3つほど書いたけど、1番目のゲームが複雑過ぎて何が凄いのか分からないと言うのが一番の問題だと思う。とは言え、ゲームをシンプルに過ぎるとプレイヤー目線ではすぐ飽きると言うのもあるのでなかなか難しい問題。観戦して面白くプレーしても面白いバランスが取れたゲームを作れるかが鍵になるのではないかと思う。