FIREするには、理屈的には生活費が資産増加額を下回れば可能と言うことになる。
安全にFIREするのであれば、株インデックス運用でも10年程度株価が低迷するリスクがあるのでかなり余裕を持った運用が必要になる。
一般的に言われているFIREのルールは、生活費25年分の資産を貯めて4%ずつ資産を切り崩していくと言う方法。全世界株式インデックス等で運用して平均リターン6%(一般的に言われているリターン)あれば資産が毎年2%ぐらい増える(実際はインフレ率2%程度なので生活費もその分増える)というもの。
正直、このルールは見積が甘いと思う。私の計算によると、8年以上株価が低迷すると資産が永続的に減る(生活費が資産増加額上回る)上に、インフレ率による生活費の上昇を加味するとほぼ資産が増えない。何らかの手段で生活費を抑えれば耐えられるかもしれないが精神的にキツイだろう。
軽く計算すると、安全にFIREするなら生活費40年分貯めて、毎年2.5%の資産切り崩しぐらいが資産が増え続けて生活できる最低限のラインだと思われる。裕福な暮らしをしたいのであれば、生活費40年分貯めた後も無理のない範囲で働いた方が良い。私の推奨ラインは50年分+2%資産切り崩し。
私が思うに、サラリーマンがFIREを考えて資産形成するなら全世界株インデックスとかじゃなくてレバレッジ3倍NASDAQ等(TQQQやTECL、SPXLなどの為替ヘッジの無いもの)の凄くリスクの高くてリターンが見込めるものに投資した方が良いように思う。資産に手を付けなくても何とかなる(自分で生活費を稼げる・最悪実家に頼れる)うちは資産が乱高下しても生活にそれほど影響がないので全力でリスクを取った方が良い(乱高下見て精神的にダメージ受けるなら別)。
私が思う、最速で余裕を持ったFIREを目指すなら、
1. 生活費40年分を目標にレバレッジ3倍NASDAQインデックス(為替ヘッジ無し)をメインにぶち込む。
2. 生活費40年分貯まったら、「徐々に」資産を全世界株式インデックスに移しつつ無理のない範囲で働き続ける。
3. FIREすると決めたら生活費40年分までは全世界株式インデックスに移す。それ以外はそのままレバレッジ運用。
4. 最低必要な生活費 or 総資産の2%のどちらか大きい方の金額を生活費として使う。
が最も早く余裕を持ってFIRE後も資産が増える生活ができるのではないかと思う。
あくまで個人的な考えなので投資は自己責任でお願いします。
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