大前提として、財政破綻する国は自国通貨に価値が付かなくなるので破綻する。
円安になると財政破綻がと思う人が居るが、円の金利が他の国より高くなければ円を売って他の通貨を買った方が得なので円安傾向になるのは当然だし健全な状態。
円の金利が安いのに円高になったら円以外の通貨の価値が無くなっていることになるのでまず起こりえない。勿論、中長期的な話だが。
つまり、円の金利が他の国より高くなって円安にならなければ破綻はまずない。
円の金利を上げようとしただけで円高になるのは円に価値があると思われている証拠で破綻は無い。
ただ、円とドルの金利差が5%あたりになったら円安のスピードがかなり上がると思う。何故かというと、リスクのある株より円売ってドル買った方がリスクが低く儲かりそうだから。
金利差が開きすぎると困るのでドルの金利がこれ以上上がったら円の金利も上げざるを得なくなる状況もあり得るのではないかと考えている。
金利上げれば良いと思うかもしれないけど、円の金利が低いのは他の国と比べてお金のバラマキが足りなかったから富裕層以外は景気が悪くて金利を上げられないと言う感じではないかと思う。
政策としては、アメリカほどではないにしろ、もう少し中間層以下にお金ばらまいて景気多少良くして金利上げるのが正解だったんだろうなと思う。