2024/03/24

FIREするための資産形成について考える

FIREするには、理屈的には生活費が資産増加額を下回れば可能と言うことになる。

安全にFIREするのであれば、株インデックス運用でも10年程度株価が低迷するリスクがあるのでかなり余裕を持った運用が必要になる。

一般的に言われているFIREのルールは、生活費25年分の資産を貯めて4%ずつ資産を切り崩していくと言う方法。全世界株式インデックス等で運用して平均リターン6%(一般的に言われているリターン)あれば資産が毎年2%ぐらい増える(実際はインフレ率2%程度なので生活費もその分増える)というもの。

正直、このルールは見積が甘いと思う。私の計算によると、8年以上株価が低迷すると資産が永続的に減る(生活費が資産増加額上回る)上に、インフレ率による生活費の上昇を加味するとほぼ資産が増えない。何らかの手段で生活費を抑えれば耐えられるかもしれないが精神的にキツイだろう。

軽く計算すると、安全にFIREするなら生活費40年分貯めて、毎年2.5%の資産切り崩しぐらいが資産が増え続けて生活できる最低限のラインだと思われる。裕福な暮らしをしたいのであれば、生活費40年分貯めた後も無理のない範囲で働いた方が良い。私の推奨ラインは50年分+2%資産切り崩し。

私が思うに、サラリーマンがFIREを考えて資産形成するなら全世界株インデックスとかじゃなくてレバレッジ3倍NASDAQ等(TQQQやTECL、SPXLなどの為替ヘッジの無いもの)の凄くリスクの高くてリターンが見込めるものに投資した方が良いように思う。資産に手を付けなくても何とかなる(自分で生活費を稼げる・最悪実家に頼れる)うちは資産が乱高下しても生活にそれほど影響がないので全力でリスクを取った方が良い(乱高下見て精神的にダメージ受けるなら別)。

私が思う、最速で余裕を持ったFIREを目指すなら、

1. 生活費40年分を目標にレバレッジ3倍NASDAQインデックス(為替ヘッジ無し)をメインにぶち込む。
2. 生活費40年分貯まったら、「徐々に」資産を全世界株式インデックスに移しつつ無理のない範囲で働き続ける。
3. FIREすると決めたら生活費40年分までは全世界株式インデックスに移す。それ以外はそのままレバレッジ運用。
4. 最低必要な生活費 or 総資産の2%のどちらか大きい方の金額を生活費として使う。

が最も早く余裕を持ってFIRE後も資産が増える生活ができるのではないかと思う。

あくまで個人的な考えなので投資は自己責任でお願いします。

2024/03/03

自動車業界と自動運転の未来について考える

自動運転が本当に実用化された場合、大量の自動運転タクシーと自動運転トラックしか道路を走らなくなり、個人で車を所有することは余程車好きな人や車に住んでるような人以外はしなくなると考えている。

自動運転タクシーだと人件費がほぼゼロに近くなるのでタクシーが滅茶苦茶安くなるはず(既得権益を守るために政治家が余計な事をしなければ)。そうなると、普通に車を所持して移動するよりタクシー使った方が安くて楽と言うことになるので、個人で車を買わないのではないかと考える。

個人に対して自動運転技術が提供される可能性はあまり無いのではないかと思っている。実用化は規格が画一的な自動運転タクシーが先だと思うので個人の車に搭載されるのはテストにコストがかかって面倒なので後回しになると思う。そうなると、安価なタクシーが使えるのに自家用車を持つ必要性を感じなくなってしまうので売れるのかと言う疑問がある。良く車を使う人向けに自動運転タクシーの内装だけを個人向けにカスタマイズしたものが出る可能性はあるかもしれないが多分タクシーの方が金銭的に安くなるのではないかと思ってる。

自動運転までの流れとしては、誰が運転しても事故らない安全支援システムの上に自動運転システムを乗っける感じになると思ってる。自動運転の前には、誰が運転しても事故らないような強力な安全支援システムができるのではないかと思うのでほぼ交通事故0になりそうな気がする。