2024/01/28

仕事の仕組化について考えてみる

仕事を仕組化する上でどの程度まで仕組化するかを考える必要がある。
仕組化の程度は大体下記のような分類にできると思う。

Lv5 完全自動化
Lv4 条件付き自動化(条件外のみ手動で行う)
Lv3 完全仕組化(誰がやっても同じ結果)
Lv2 条件付き仕組化(条件外のみ作業者次第で結果が変わる)
Lv1 一部仕組化(仕組化されているものの作業者次第で結果が変わる)
Lv0 仕組化されてない

「条件付き」と言うのは8割以上は問題無い程度を想定している(それ未満であれば条件付きとみなさない)。

イメージとしては、「ネットで黒のボールペンを1個注文する」と言う仕事があったと仮定して、

「ネットで黒のボールペンを1個注文する」でLv0
「Amazonで黒のボールペンを1個、決済手段XXXで送付先YYYで注文する」でLv1
「Amazonで品番XXXのボールペンを1個、決済手段XXXで送付先YYYで注文するが、品切れだったらAさんに代替品を選んでもらって注文する」でLv2 ※Aさんの判断次第で何を買うかが変わる。
「Amazonで品番XXXのボールペンを1個、決済手段XXXで送付先YYYで注文するが、品切れだったらAさんにその旨を報告だけする(それ以上何もしなくいい)」でLv3 ※仕事はAさんに丸投げとなるが、仕事を依頼された側としてはそれで仕事が完了となる。
※Lv4~5はLv2~3の自動のようなものなので省略。

この例だとLv2でもLv3でもどっちでも良い感じではあるが、Lv3であれば無駄な判断や待ち時間などが発生しないので仕事の作業効率が良くなる。
仕組化を目指すのであれば、最低でもLv3を目標にして難しい部分だけLv2程度は目指したい。

仕組化ができたら、頻度の高い工程を自動化するなどするのが良いのではないかと思う。

(気が向いたらつづく)

2024/01/21

ドローン配送はそんなに未来がないと思う

軍事や工業や農業等の用途だとドローンはかなり有用だとは思うが、配送などの重量があって高い安全性が求められる用途は当分厳しいのではないかと思う。

交通インフラが整っていない離島や山奥などの過疎地域での有人操作なら可能性があるが、都会でドローンが飛び交う未来は10年やそこらではおそらく無理。

ドローン配送が実用化するには、ほぼ完全な自動化が絶対に必須な上に、他のドローンと通信してぶつからないようにするなどしなければぶつかったドローンが空から落ちてきて人が死にかねない。どちらもそう簡単に解決できる問題じゃないし、複数社参入するとなると更に複雑になってしまう。恐らく騒音問題も発生するはず。

交通インフラが整ってない地域で可能性があるとは言ったが、正直言って小型のeVTOLの方が現実的だと思う。巨大ドローンの一種と言えなくもないけど、過疎地域ならそれなりに空き地があるはずだし着陸する場所もそれほど困らないはず。

そんなわけで、配送系のドローンは何してもそんなに未来無いなって思う。

2024/01/20

eSportsの未来は明るくないと思う理由

何年か前にどっかで書いたネタだけどここにまとめておく。

1. ゲームが複雑で何が凄いのか分からない
そのゲームをやったことが無い人が世界トップレベルの戦いを見たとしても何が凄いのか分からない。理由はゲームが複雑過ぎること。ほとんどの人にはゲームそこそこ上手い人が対戦してようがプロが対戦してようが分からないので、プロ同士の対戦を視聴することに価値を感じる人が非常に少ない。

2. ゲームの寿命が短い
普通のスポーツと比較してゲームの寿命が圧倒的に短い。競技人口が10年単位で安定しているようなゲームがほとんど存在しない。面白いゲームや新作が出たら出たらそっちに人が行ってしまって古いゲームはどんどん人が減ってしまう。LoLみたいな超大ヒット作品は競技人口が安定しているようだが、10年後20年後にも勢いを保ち続けているとはあまり思えない。

3. 似たようなゲームが多い
似たようなゲームが多くて人口や熱量が分散しすぎてる。似たようなゲームが出るとそのジャンルの人口が増えるので良い面もあるけどeSportsとして見たら多すぎるのはマイナス面の方が多いように思う。

3つほど書いたけど、1番目のゲームが複雑過ぎて何が凄いのか分からないと言うのが一番の問題だと思う。とは言え、ゲームをシンプルに過ぎるとプレイヤー目線ではすぐ飽きると言うのもあるのでなかなか難しい問題。観戦して面白くプレーしても面白いバランスが取れたゲームを作れるかが鍵になるのではないかと思う。

2024/01/14

iOSでサイドローディング(外部ストア開放)できるようになったところでセキュリティにほぼ影響がないと思う理由

IT系の記事書いてる人がセキュリティを理由にやたらiOSのサイドローディング反対の記事を書いてるが、ハッキリ言ってほとんど影響ないと思う。

1つの理由として、Androidでほぼ問題になってない。周りにスマホを持っていない人が居ないぐらい普及してるのにサイドローディングで実害を被った人が居ないということは無視できるレベルということ。
2つ目、サイドローディングの許可をする人がほとんど居ない。サイドローディングの許可自体しなければ何の問題も起こらないしわざわざ怪しいストア(サイト)を許可する人がほぼ居ない。ほとんど使われてないし金にならないものに開発リソースを投入するほど悪意のハッカーも馬鹿じゃない。
3つ目、アプリに許可を与えないとほとんど情報がとれない。OSの脆弱性を突くアプリを除くと、アプリに不要な権限を与えなければほぼ安全だし与えた権限以上のことができない。

iOSの場合、サイドローディングがあろうがセキュリティが固い。
そんなことより、デフォルトでサイドローディングが可能な上に、管理権限(iOSで言う脱獄)を容易に与えることか可能で、アプリに与える権限もまともに制御できないWindows(RT等は別)のセキュリティを気にしたほうが良い。(Macもそんなに大差無い)

2024/01/01

コンピューターから人間を操作するための統一された仕組みが必要であると思う理由

今現在、コンピューターは人間の指示で指示された仕事を行っているが、そのうちコンピューター側から人間に指示を出すことなると思う。

コンピューターがコンピューター側でやった方が良い仕事と人間に任せた方が良い仕事を分別できるようになれば飛躍的に仕事の効率が上がる。
コンピューター側が自分の苦手な分野を理解してそれを人間に任せるような時代がいつ来るかまでは分からないがそう遠くないように思う。

その過程としては、まず人間が仕事を細分化してコンピューター側に任せるか人間側に任せるかみたいな仕組みを作って、次第に簡単なものからコンピューター(人間が作ったプログラム)から人間に指示を出せるような仕組みを作るのが無難だろう。
次第に行き着く先はコンピューター(AI)が人間を操作することになるはず。

そういう事を考える会社が出てきたら大きくなるだろうと思う。