2024/02/18

人類の進歩を阻むものが何なのか考える

新しい分野に人生を費やすと、少しの労力でも評価されて、金銭的にも豊かになる。

古い分野に人生を費やすと、少しの労力では評価されず、かなりの労力が必要で、金銭的に苦しいことが多い。新しい分野と比べると、ナレッジやツールがあるので習熟度が上がりやすいとは思うが、最先端まで行くにはかなり時間が必要になる。

つまり、人類は寿命は限られているので効率的に金銭や評価を得るには新しい分野に行くことが正解になる。必然的に古い分野は利益が得られにくいので疎かになるので古い分野に凄い発見が眠っていてもなかなか発見されなくなる。

また、新しい分野が無くなると古い分野の中で枝分かれした新しい分野を探すようになる。古い分野は、安価なナレッジやツールが充実していれば良いが、ナレッジが秘匿されていたりツール等が高額になった場合は非常に発展しにくくなってしまう。

まとめると、時間や金銭的に高コストな分野は発展しにくくなることが人類の進歩を阻んでいると思う。金銭面は頑張ればどうにかなるけど時間面はAI等で解決していくのだろうか。その辺に商売になりそうなことがあると思う。

2024/02/11

生成AIによるWeb検索結果汚染と検索エンジンの未来について考える

生成AIによるWeb検索結果の汚染は恐らく今後かなり問題になると考えている。

恐らく、ある程度人気のあって専門性のあるテーマを生成AIで作って、生成AIでそのテーマに沿った記事を無限に生成してしまえばそれだけで無限にWebサイトが作れる。現状だと、所々違和感のある文章が生成されるので見分けがつくかもしれないが、近々そんな見分けすらつかないようになると思う。似たようなことを考える人が今後沢山出ることが予想されるので大手のサイト以外はほぼ検索に出ない状態になり、個人ブログ的なものは消えゆくことが予想される。

そうなると、今後まとまった情報を共有する意味が薄くなり、インターネット上に最新の情報がなかなか出てこないことが予想される。検索エンジンを使うより、SNSなどで検索した方がマシな状態になりかねない(現状でもその傾向が強くなっているが)。

これはあくまで短期~中期的な話であって、長期的にみると検索エンジン自体がChatGPTみたいなものに置き換わって、全世界のSNSを含むWebサイトをスクレイピングして最新の情報を元にAIが答えてくれるシステムになると思う。結果的に、Web検索と言うもの自体がオワコンになるのは変わらないが。

生成AIによる情報検索システムは、GoogleがWeb検索技術を持っているので多少有利なのかもしれないがそれほど有利ではないのではないかと思っている。Googleの持ってるデータベースは、検索ワードとサイトのURLを紐づけるようなものであって、サイトに書かれている文章の意味を学習させるには1からデータを集めなければならない。つまるところ、Microsoftだろうが他のベンチャーだろうがほとんど1に近い状態からのスタートになるので今後検索業界が大きく動く可能性が高い。

生成AIによる情報検索が主流になると、無料の情報以外(エンタメや通販等)がないWebサイトに価値がほぼ無くなるので、Web広告業界も苦しくなるかも。

2024/02/04

AI生成オープンワールドゲームについて

今のところAIではゲームの素材ぐらいしか生成できてないが、コンテンツそのものをAI生成することも現実的だと考えている。

オープンワールド系は似たようなコンテンツを無限に生成できるAIとかなり相性が良い。一生かけても消化不可能なレベルで生成することも可能だし、動的に消化と同時に関連するコンテンツを生成することもできると思う。

最終的にはオープンワールドMMOみたいなものも可能だし、サーバー側のリソースが許せば、なろう系もびっくりの全てのコンテンツがユニーククエスト(全く同じクエストが存在しなく早い者勝ち)みたいなことも可能だと思う。

恐らく大ヒット間違い無しだし、最初に面白いAI生成オープンワールドゲーム作った会社がかなり長いことシェアを取るんじゃないかと思う。大金ぶっこんで作る価値があるとは思うがどこがそれを作るか個人的に注目してる。