2026/05/07

社会保険の扶養や第3号被保険者について思うこと

社会保険の扶養や第3号被保険者にかかるコストを他者が実質的に負担していることは、可視化すべきだと思う。

制度として存在すること自体は許容する。ただ、自分が何円分の費用を他者に負担してもらっているのかは、何らかの手段で通知されるべきだ。無料が当たり前という感覚でコスト意識が麻痺しているのか、負担している側への感謝もなく「改悪反対」などと言っているのを見ると、釈然としない。なお、本来支払うべき金額は、合計で1人あたり年間30万円弱とされる(Gemini調べ)。先日実施された物価高対策臨時給付金の10倍以上を、実質的に毎年受け取っていることになるがコスト感覚がない人間にはその実感はないかもしれない。

学校の授業料無償化や給食無償化についても、金額を一切示さないのではなく、本来の負担額は何万円だが免除しますという形で通知し、コスト感覚を持ってもらうべきだろう。コスト意識を求めることへの反発もあるだろうが、資本主義社会においては、コスト感覚を欠くことのほうが問題だと思う。

もう少し踏み込むと、社会保険や年金保険は本来、保険料を納めている人のための保険として設計されている。財源論は別途検討が必要だが、制度設計の筋論として、保険料の免除分は生活保護と同様に税で賄うのが合理的であり、費用の面では保険制度そのものと切り離して考えるべき。

この点は政治家が増税せずに済むために選んだ手段なのだろうが、実質的な増税で制度が相当歪んでおり方向転換が必要だろう。

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