コメ農家に国際競争力が無く、高い関税をかけなきゃやっていけない体制になっていることが問題。
大規模農家を作るために、細切れになってる農地を強めの権力をまとまった土地に整理する必要がある。区画整理とかやれてるんだから金銭的な解決は不可能じゃないはず。
苗から田んぼで育てず、種を直接撒いて育てるコメ農家を増やした方が良さそう。
とある大規模生産者の話だと少なく見積もっても生産性が2倍以上は上がると言っていたのでそう言う方向に進めば関税ゼロでも競争力のある価格になるのでコメ農家が潰れるなんてことにはならない。品質もそこまで劣るものにはならないと言っていた。高関税のかかった輸入米が売れる現状を考えたら多少品質落ちたぐらいなら十分消費者に受け入れられるだろう。品質が良く国際価格競争力があるなら輸出も十分可能に思える。
苗から育てる昔ながらのブランド米は本来高級品でなければならないのだが、あまりにも生産者(供給)が多すぎて高級品にもかかわらず叩き売りしている状況。大規模に種撒いて安く育てるようなコメ農家と差別化をすることが求められるのではないかと思う。国民に強制的に高級なコメを食わせている現状は止めるべきだろう。
食料安全保障の観点でコメの生産が必要なら、事実上の減反とか止めて生産者に直接金払って生産してもらった方が良い。ただ、食料安全保障ならブランド米である必要は全くない。産業保護って観点だったら苗から育てるような高級ブランド米を作っている生産者を保護しても良い。そこは分けて考えた方が良いかなと思う。
ここまでは、大まかな問題点。
ここからは感情論や政治的な問題など。
小規模コメ農家は個別にある程度の所得保障や農地買取など、お金で解決した方が日本の未来のためになるのではないかと思う。いくら金積まれてもやるって言うなら止めないが、金で解決できるならした方が良い。
特定の団体(JAなど)の優遇は腐敗や汚職に繋がるのでそもそもやるべきじゃない。備蓄米の落札を実質的にほぼJAに限定したのは完全な失敗という認識。
コメの件に限らず、日本の政治家は利権とかの関係で対団体を支援したがるが対個人への支援を第一に考えた方が良い。スピード感とか言い訳してるが結局遅いので何の言い訳にもなってないことの方が多い。団体を支援すると天下り先になったり腐敗の温床になる。
2025/05/04
米不足と農業政策について
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